京丹波町商工会青年部長 樹山哲也 部長

 毎年11月に京都府立丹波自然運動公園で「京都丹波ロードレース」という大会がおこなわれますが、そこで同時開催する「京都丹波ふるさと特産展うまいもの市」で地域活性のサポートとして、焼きそばで出店しています。京丹波町のPRの一環でもあり地元の食べ物を使った店が数多く出店されます。特産品のハタケシメジを使った料理を作っていたこともありますが、最近は「俺たちの焼きそば」というブランドとして、焼きそばを焼いています。また、旧三町の夏祭りのひとつ「京たんば夏祭り」でも出店しています。花火大会として県外にも知られているお祭りでプロの露店もあるので内容が制限されていて、最近は「餃子とビール」で出店。とても人気で、花火をゆっくり見ている暇もないほど忙しく、売り上げは財源づくりとしても非常に助かっています。  
 6月10日の商工会の日は、2011年に東日本大震災をきっかけに「絆」や「地域との関係性」がクローズアップされた流れで、クリーン活動がスタートしました。地域の方への感謝を表現する運動として午前中に清掃をおこなっており、毎年継続しています。
 また「主張発表大会」のブロック大会には、通常、各団体から一人ずつ出場するところを、2017年度は二人出場することができました。原稿をみんなでいっしょに作成したり、スピーチの練習に付き合ったりなど、仕事を終えてから集まってみんなで協力してサポートしました。残念ながら先へは進めませんでしたが、協力し合えたことには大きな意味があったと思います。この数年は、上下関係を取り払い、「イベント委員会」「研修親睦委員会」という二つの部署を作り、それぞれが年齢を気にせず自分たちで考える全員参加型として関係を築いてきました。だからこそ意見が出しやすい雰囲気が作れているのだと思います。異業種の人と交流する機会は少ないので青年部で活動して本当によかったと思っています。