事業計画

京都府商工会青年部連合会 令和元年度(平成31年4月1日〜令和2年3月31日)の主な事業計画について


近年の経済状況は、長きに亘る景気低迷から緩やかな回復傾向にあると言われていますが、中小企業・小規模事業者が肌で実感出来る程ではなく、予定されている消費税の引き上げや連綿として続く少子高齢化や人口減少による労働者不足、我々を取り巻く経済環境は依然予断を許さない状況が続いています。
この状況の中、京都府商工会青年部連合会は青年部員が次代を担う若手経営者・後継者として自身や自社事業の更なる成長や地域経済発展の為に出来ることが何かを考え活動に取り組んで参ります。
つきましては、創業者や国の施策でもある事業承継への対策・支援を重点的に行い、経営革新等の各種制度認定取得を目指して研修事業を企画・実施し資質の向上に努めます。

「和を以て貴しと為(わをもってとうとしとなす)」

本年度、京都府商工会青年部連合会は「和」を題目に活動いたします。商工会活動をより意気盛んにするには、京都府内各商工会青年部や京都府内各ブロック、他府県商工会青年部や他青年団体との連携・交流が肝要です。
商売人として他との調和が大切であり、互いに意見交換し理解し合うことが全ての物事発展の礎となります。京都府内各商工会青年部の和、京都府内での和、近畿や全国との和、他団体との和は京都府商工会青年部連合会において未だ経験のない新たな力となり、新しい事業・新しい社会・新しい地域を生み出せると確信しています。

  1. 組織の拡充強化
    1. 商工会青年部の活性化に努め、組織の拡充と増員を計る。
    2. 商工会青年部の各ブロックの役割を明確にし、存在意義の向上を努める。
    3. 商工会青年部の部員相互の交流促進を計り、組織強化に努める。
    4. 商工会青年部手帳の活用促進。
    5. 「impulse」(インパルスバッジ)の普及推進
      商工会青年部に課された問題や事業に積極的に取り組み、組織の連帯感を高揚する言葉として、推進力、心の衝動、刺激の意味を持つ・Impulse・を青年部のシンボルマークとして普及、推進を図る。
  2. 研修会・講習会などの開催および上部団体研修等への参画と協賛
    1. 研修会・講習会などの開催および上部団体研修等への参画と協賛

      ①全国商工会青年部連合会通常総会
       ・期日 令和元年5月15日
       ・場所 未定
       ・対象 会長
      ②全国商工会青年部会長会議・県青連会長研修会
       ・期日 未定
       ・場所 未定
       ・対象 正副会長
      ③第21回商工会青年部全国大会(愛知大会)
       ・期日 令和元年12月4日~5日
       ・場所 名古屋市「名古屋国際会議場」
       ・対象 府内商工会青年部長等

    2. 近畿府県商工会青年部連絡協議会が主催する会議・研修会等への参加

      ①近畿府県商工会青年部連絡協議会通常総会・研修会
       ・期日 令和元年 5月8日~ 9日
       ・場所 滋賀県大津市「雄山荘」
       ・対象 会長、副会長等

      ②近畿府県商工会青年部連絡協議会交流研修会等
       ・期日 令和元年 9月18日~ 19日
       ・場所 福井県「芦原温泉」
       ・対象 府内商工会青年部長等

      ③近畿府県商工会青年部連絡協議会「役員会」への出席

      ④近畿府県商工会青年部連絡協議会 新規事業への出席
       ・期日 令和2年2月19日~20日
       ・場所 京都市「緑風荘」
       ・対象 近畿府県商工会青年部員等

      ⑤その他必要に応じた会議等

    3. 講習会・研修会等の開催

      主張発表京都府大会・リーダー研修会
       ・期日 令和元年 8月6日
       ・場所 京都市「ホテルグランヴィア京都」
       ・対象 府内商工会青年部員等

      リーダー研修会
      ・期日 令和2年 1月23日(1泊研修)
      ・場所 京都府与謝野町「喜楽家」
      ・対象 府内商工会青年部員等

    4. 青年部活動推進事業の実施

      ①事業研究会の開催
      商工会青年部活動の具体的事業を企画・立案するにあたり、より効果的な事業を推進するための調査・研究を行う。

      ②地域間交流事業の実施
      必要に応じて、模範となる都道府県商工会青年部連合会との積極的な交流を推進し、今後の青年部組織の活性化並びに青年部活動に役立たせる。

    5. 商工会青年部への支援事業の実施

      ①「ねたおこし支援事業」への支援
      活動が低迷している青年部・女性部の活動を支援するため、地域に根差した地域振興事業の提案や新しい産業の提案、未経験業種・分野の経営ノウハウや技術についての指導など、要望のある、青年部や女性部に個別に専門家を派遣し、具体的な企画書の策定支援や事業立案の指導を支援し、地域振興事業の推進を図る。

      ②「意欲のある青年部・女性部への活動支援事業」への支援
      各青年部、女性部とも、次世代につながる部員の掘り起こしに苦慮しており、地域振興や後継者の排出に困難生じかねない状況にあり、京青連、京女連が主体的に、これらの課題を解消させるために青年部・女性部の自主的な活動を支援し小規模事業者の活性化を図る。

      ③「経営セミナー開催事業」への支援
      若手後継者を対象にしっかりとした「経営者」に育つことを目的とした「経営者セミナー」の開催にすいても支援する。

  3. 調査・研究活動
    1. 青年部活動を円滑に推進するために、全国商工会青年部連合会が実施する調査について協力するとともに、必要に応じて直面する問題について研究を行う。
    2. ビジネスマッチングシステム構築等
      青年部ビジネスマッチング機会拡充のため、仮想上のネット商談システム構築、または、既存のシステムの参加を募る。
  4. 組織強化事業の積極的な推進
    1. 災害復興支援活動
    2. 京都府商工会青年部連合会のフェイスブックページ・非公開グループの活用による情報共有
  5. 京都府及び商工会連合会との懇談、並びに青年部活動の推進に関する事項について、必要に応じて意見具申・建議・陳情を行う。
  6. 全国商工会青年部連合会及び関係諸団体、他青年経済団体との連携・協調・交流を行う。
  7. 青年部手帳の配布等により、各種情報を商工会青年部へ提供する。
    (全青連において、例年、青年部手帳を携帯することにより、部員の帰属意識の高揚を図ることを目的に全青年部員の必携化を決議されており、京都府青連もそれに準拠する。)
  8. 主要な会議の開催
    1. 通常総会
    2. 正副会長会議
    3. リーダー研修会(青年部長会議)
    4. 事業研究会(理事役員会、事業承継対策、若手後継者等育成事業費補助金のあり方検討)
    5. 監査会
    6. 各種懇談会・懇親会
    7. 青年部担当者会議
    8. その他必要に応じた会議等