スローガン
1970年から55年の時を経て、大阪・関西万博が開催され未来社会を見据え注目が集まっているところではありますが、国際情勢を見ると武力衝突だけでなく経済において摩擦を生じかねない政策といった様々な要因で世界経済の減速が危惧されるところです。特に為替によって収益を確保していた日本の大企業においては関税によって収益の圧迫と需要の縮小による生産量の縮小が考えられ、それを支える中小企業においては様々な環境変化を先読みし体制を整えていく必要があります。
その中で、我々中小企業を取り巻く環境はますます第三者承継やDX化といった市場の動きを意識しつつ自企業発展のために努力しなければなりません。まだまだ事業を継続していかないといけない青年部世代にとっては事業再編や新規分野といった観点で見直しを図る必要があります。
そのためにも、必要とされる青年部活動を目指し、青年部のネットワークを通じてさらに協力体制を強化し、新しい観点を取り入れつつ組織を活性化すると共に事業構築を行っていきます。
『磨きをかける』
京都府商工会青年部連合会は各単会青年部の同志や各ブロックでの連携がとれる体制をさらに強固にし、他府県商工会青年部や他青年団体と一層の連携強化を図ります。一団体だけでは得られない情報を共有し、人的ネットワークによる新たな発見の機会を提供するべく『年年歳歳』をはじめ既存のプラットフォームへの協力や各種大会におけるクオリティを追求したいと考えています。
Ⅰ.基本方針
我々商工会青年部は、次代を担う商工会の若手後継者として、地域産業を支え、多様化する時代に即応できる経営者を目指し、地域産業の振興と発展の為に、邁進せねばなりません。地域経済において我々は重要な役割を担っており、地域の活性化に資する諸事業に対し支援活動を展開すると共に、国政である地方創生の実行者とならねばなりません。商工会事業の先駆けとして、自覚を持ち、自己研鑽に努め、至誠に悖ることなく活動を行って参ります。
また、地域活性化事業を推進し、商工会としても会員の拡充を計り、自社の発展の為には、地域の活性化と発展が不可欠であり、新たな起業者(仲間)を支援し、大きな社会問題になりつつある就職率の低下による地域企業の人員不足の解消に向け、取り組む必要があります。
本年度も、引き続き事業承継対策に取り組み、自らの事業基盤を盤石にすると共に、経営革新支援制度を積極的に推進し、経営革新計画や知的資産経営(知恵の経営)等の認定取得を目的として研修事業を企画、実施し、資質向上に努めます。
商売人として、志を立て、志を同じくする仲間を助け、また助けられ、共に前進せねばなりません。そして、個々の仲間を繋ぎ、志を一つとしてくれるのが商工会青年部であります。
京都府商工会青年部連合会として、各単会と、しっかりと繋がり、組織力の強化に取り組み、情報を共有しながら団結し、大きな事業にも取り組める組織体制の構築を目指します。
皆様の格段の配慮を賜りますようお願い申し上げ、本年も邁進して参ります。
インパルスとは?
商工会青年部に課された問題や事業に取り組むための合言葉として、推進力、心の衝動、刺激の意味を持つ”IMPULSE”をイメージキャラクターとしました。即ち”I”をデザイン化することで日本列島を表現し、さらに”I”で始まる次のキーワード
International(国際化)
Independence(独 立)
Information(情 報)
を商工会青年部のテーマに掲げて活動しようとする意味を表現したものです。
また一方で“I”は“愛”に通じますので、博愛の心を同時に育んでいくことも意図しています。
商工会青年部宣言
若き事業家として、何人にも侵されない自立した経営を確立し、地域商工業を躍動させ、地域の一員としてその責任を自覚するとともに先人の教えに学びつつ、未来に向けた活力ある社会を創出する。
この美しい国、日本に生きる者として、地域の環境問題を捉え、われわれだけでなく、次世代の人々の為にも、継続的な運動を推し進める。
そして、全ての国家、民族との交流を図り永続的共生を同じ時代を担う者としてここに誓う。
商工会青年部宣言
- 1.われわれ商工会青年部は、創造力と行動力をいかし、地域振興発展の先駆者となる
- 1.われわれ商工会青年部は、商工会の後継者であり、将来の中核として、組織活性化の推進力となる。
- 1.われわれ商工会青年部は、社会一般の福祉の増進に努め、新しいまちづくりの原動力となる。